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豆知識 for Runners 通勤ラン
時間を効率的に使いたい。忙しくてランニングをしている時間がない。そんな方におすすめなのが、通勤ランです。いつもより早めに家を出て、バスや電車を使わずに(もしくは乗る距離を縮めて)ランニングをしてみませんか?
会社に着く頃にはしっかり目が覚めて、効率的に仕事もすすみます。
通勤ランのメリット
通勤ランのメリットは、時間の有効活用が出来ることにあります。仕事で忙しいと、どうしても平日走ることが難しくなり、週末しかランニングが出来なくなります。そして、その貴重な週末も、仕事やプライベートの用事が入ってしまうと、さらにランニングをする機会を失ってしまいます。ランニングをしたいけれど、平日はランニングをする時間が取りづらい方は、ぜひ通勤ランを取り入れて下さい。週末だけのランニングでは、どうしてもトレーニング不足になりがちですので、通勤ランがおすすめです。
通勤ランの服装
職場に制服があり、職場で制服に着替えればいいのでランニングウェアで通勤出来ると言う方もいますが、ほとんどの方は仕事にランニングウェアを着て行くわけにはいかないのが現状です。
だからと言って、ビジネススーツなどで家から職場までを走るのはおすすめ出来ません。走りにくいですし、会社に着く頃には汗で服がベタベタになり、朝の爽やかさも台無しです。ですから、通勤ランの際も、ランニングウェアを着用して走ることをおすすめ致します。
更衣室がなくても、会社のトイレで着替えれば問題ありません。また、会社のトイレでの着替えが難しい場合は、公園のトイレや駅のトイレ、更衣室として利用出来る場所をあらかじめ探しておきましょう。会社で着替えると、「なんでランニングウェアなの?」と無粋なことを聞いてくる方がいますが、一度説明すれば同じ事を同じ人が聞くことはありませんので、しばらく我慢すれば誰からも聞かれなくなります。
スーツは毎日同じものを着ると、生地が傷みやすくなります。通勤時と帰宅時にランニングをする際は、会社にスーツを2着準備してローテーションを組みましょう。毎日走るのは身体に負担がかかりますので、休息日を作り、休息日にスーツを持ち帰り洗濯します。(もしくは、クリーニングに出します)
通勤時のみのランニングや、帰宅時のみのランニングは、ランニングウェアで通勤・帰宅してもかまいません。しかし、ランニングウェアで公共交通機関の使用をするのに抵抗がある方もいらっしゃるでしょう。そこで、通勤時に走る方は走る日の前日に1着会社にスーツを置いて帰ります。帰宅時に帰る方は、朝スーツを着てランニングウェアを持って会社に行き、帰りはスーツを置いて帰ります。翌日に、そのスーツを持って帰れば問題ありません。
会社で着替えが出来ない方は、荷物になりますが、スーツをカバンに入れてランニングに取り組みましょう。
通勤ランの際の荷物
仕事に行くのですから、どうしても手ぶらで走るわけにはいきません。財布や手帳など、通勤ランの際は、必ず荷物を持つことになります。出来るだけ荷物はコンパクトにまとめましょう。会社に置けるものは置いておきます。女性の方は、化粧品などをランニングの際に忘れて行くと、崩れた化粧をどうやって化粧直しすればいいのか悩む事になりますので、会社も置いておくことをおすすめします。
通勤ランの際、荷物はランニングバッグに詰めるようにします。荷物は軽い方が走りやすいですが、荷物の量とバッグの大きさが合っていない場合は、バッグの中で荷物が揺れて走りにくくなります。容量にあったサイズのバッグを購入して下さい。
通勤ランで走るコツ
通勤ランでは当然ですが、信号停止があります。通常のランニングでしたら信号機のない道を選ぶ事が出来ますが、通勤で信号機のない道だけを走って会社に着けると言う方は滅多にいません。信号機で止まって、再度走る。これは何度も繰り返すうちに身体が慣れていきます。しかし、今度は休み癖が付く事がありますので、必ず週末の練習で休まずに走れるコースで走るようにして下さい。
信号機で止まるのが嫌だと思う方は、信号を見ながら速度調整をして下さい。このペースで走ると赤信号にかかるからペースを落として走ろうなど、少し面倒ですが考えながら走れば信号機で止まる確率は低くなります。
家から会社までの道のりで、信号機が少なくて走りやすいルートを考えてみるのもおすすめです。その時に、デコボコして走りにくそうな道なども除外してルートを考えることをおすすめします。
通勤ランを終えた後
ランニングはどうしても汗をかきます。通勤ランの後には仕事が待っています。職場にシャワーがある環境の方ばかりではありません。通勤ランを終えたら、乾いたタオルで汗をよく拭いてから、濡らしたタオルで汗を拭き取ります。制汗スプレーやパウダーシートを使って汗の匂いを消しましょう。特に接客業などの方は、下着も全て着替えてしまうことをおすすめします。
汗の匂いが気になる方は、通勤ランではなく帰宅ランのみを行うのもおすすめです。帰宅ランなら、自宅に帰ってすぐにお風呂に入ることも出来ますから、汗の匂いを気にせずランニングに集中することが出来るでしょう。