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豆知識 for Runners マスクがランナーに与える影響とは
現在新型コロナウィルスの脅威はまだまだ収まる様子が見られない状態です。 一時期に比べれば規制が柔和されたり、感染者の少ない地域もありますが、東京をはじめとした首都圏ではまだまだ感染者は日々増えている現状。油断はできません。 そのような状況の中、感染や拡大を予防するためにマスクをしてランニングされている方も多いかと思います。 今回はコロナ禍でランニングを行う際やマスクをしてランニングを行う際に注意したいポイントをご紹介します。
ソーシャルディスタンスはいつも以上に開ける事
コロナ禍のマスクを外して良いとされる適切なソーシャルディスタンスは最低2メートルと言われています。
しかしランニングを行う上では10メートル以上の感覚を開けるべきと言われています。
これは、走っている際には通常の歩行時よりも呼吸が荒くなるため、後方にピッタリとついた"スリップストリーム"の状態になった際には前を走るランナーの衣類に呼吸飛沫が付着する恐れがあるためです。
快適にマスク着用でランニングを行うことは難しい
マスクは口と鼻を覆い、呼吸を阻害します。
通常日常生活と違ってランニングでは呼吸がしづらいということはランニングパフォーマンスにも影響を及ぼします。
また、暑い日には熱中症になる恐れもあります。
しかも呼吸がしづらいからと言って低酸素トレーニングになるかと言えばそうでもないのです。
スポーツジムを利用する
現在営業を通常通り行っているスポーツジムは少ないかも知れませんが、受け入れ人数を絞ってソーシャルディスタンスや消毒をこまめに行うことで営業をし始めているところもあります。
多くの場合過密にならないために利用枠の予約をしていますのであらかじめ電話で自分がトレーニングしたい時間に他の人がどれぐらいいるか、また人数が多すぎるように感じたなら人が少ない時間帯を教えてもらうなどしてスポーツジムのランニングマシーンなどを使用しましょう。
マスク着用ランニングを快適に行うには
難しい問題ですが一つは口呼吸ではなく鼻呼吸でランニングを行うといった方法が挙げられます。
鼻呼吸は口呼吸より水分が少なく、マスクの乾燥を維持すること。そしてもう一つはアレルゲンやウィルスなどを体内に入れにくいような作りは口より鼻の方が優れているからです。
どうしてもマスクを外したい時は鼻だけ出して口は覆ったまランニングを行いましょう。
もちろんソーシャルディスタンスは確保した上でです。