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ランニング・ジョギングの基礎知識 ランニングに適した条件
ランニングやジョギングに適した条件は、その人その人の体力レベルはもとより、生活スタイルや走る目的、そして住んでいる地域、男女によっても様々です。
ランニングやジョギングを行うためのコースや時間帯、走れる頻度など自分なりの一番適した無理のない条件を探すことがランニングやジョギングを長続きさせるポイントです。
ランニングに適した時間帯
ランニングやジョギングに一番適した時間はそれぞれ違います。真夏や台風、大雨、大雪でもない限り、基本的には適した時間帯というものはありません。日中は仕事をしている人や学生の方々は早朝、または夜に走ることが出来ますし、また夜から早朝にかけて仕事をしている人は日中の睡眠時間以外の時間に走ることが出来ます。また平日はどうしても仕事や学校でランニングやジョギングする時間がない人は休日にだけ走っています。このように生活スタイルや生活環境、その人のその日の体調によって、ランニングに適した時間は人それぞれです。
また、地域によって夜は人通りが少なくなるため一人で走るのは好ましくないということもあります。特に女性ランナーは深夜に走るのは危険なので避けたほうがよい時間帯です。また、日中しか走れない人も夏には日中は気温が高くなり熱中症になりやすいためランニングやジョギングには適さない時間です。このような時は無理をしないように走る時間を調整する必要もあります。
ランニングやジョギングをするにあたって、自分の環境に最も適した時間を探し出すのがランニングやジョギングを続ける上での大切なポイントです。
また、ランニングやジョギングに適した時間の理想はご飯を食べてから2〜3時間後に走るのが良いとされています。これは食べた直後は食べた物が消化されておらず、胃に残っているためです。食べ物が胃に残っている状態で走ると消化が悪くなったり、気持ち悪くなったりするだけではなく胃下垂になったりする場合もありますので注意が必要です。そして、睡眠後の起きた直後は体内の糖質が一日の中で一番少ない時間帯のため、有酸素運動を行うと脂質がエネルギーとして最も消費されやすい時間と言われています。そのためダイエットや減量を目的としてランニングやジョギングする人はこのようなことを参考にすると効率良くダイエットすることが可能になります。
ランニングに適した時間と距離と頻度
ランニングやジョギングに適した時間と距離と頻度はその人の体力レベルや生活環境によってさまざまです。
初心者の人ならゆっくり走って辛くなったらウォーキングに切り替えるか、そこでやめるか、などを繰り返して自分の限界を知りながら走り、徐々にその時間と距離を伸ばしていくことがポイントです。
初心者の人がベテランランナーの人と同じ練習時間や距離を走ろうと無理をしてしまうと、長時間と長距離を走るために必要な筋力や持久力が身に付いておらず、怪我や故障のもとになりますので注意してください。
初心者の目安としてはいきなり毎日走らずに、まずは週に2日〜3日、5kmや30分から始めてみることをお勧めします。
ランニングに適した場所やコース
ランニングやジョギングに適した場所やコースは初心者からベテランランナーによってさまざまです。
筋力や持久力をアップさせたいなら勾配を含むコースが適していますし、初心者の人ならなるべく平坦なコースが適しています。このように適した場所やコースとはレベルや目的に応じて様々な考え方がありますがランニングやジョギングを長続きさせる上での条件は第一に安全であることです。信号や車の往来が少なく、なるべく立ち止まらずに走り続けることが出来る場所が挙げられます。さらに長時間走る場合にはトイレや給水するための自販機や売店が近くあるか、景色が飽きないかといった条件が挙げられます。
このような条件から大規模なランニング周回コースのある公園や、道幅の広い道などがランニングやジョギングに適したコースです。
しかし、家の近くにこのような場所がない場合には家からスタートして家まで戻ってくる周回コースがおすすめです。まず家の周りの慣れた景色のコースを走りながら徐々に範囲を広げていくと、今まで知らなかった場所や近道を発見したりなどと楽しんで走ることが出来ます。自分に適した距離と時間のお気に入りのコースを探しながら走ることもランニングやジョギングを続けていく上で楽しみのひとつです。
ただし初心者の人は、砂利道などの走りにくい道は避けて下さい。足首を捻挫や転倒する可能性があるためです。初心者の方はなるべくランナーが多く走っているコース、公園、きれいな街並みなど、家の近所を回れるコースで飽きのこない、走りやすい場所を探すのがポイントです。
その日の体調に応じて
普段から体調管理をしているベテランランナーでもその日によって体調は異なるものです。
今日は走ると決めた日でも、少しでも体調に違和感があったら走るのをやめるようにしてください。
またランニングしている途中に気分が悪くなったり、膝や脚に痛みを感じたりしたらすぐに走るのをやめて下さい。初心者の人は、走っていて疲れたらしばらくウォーキングをするなどしてください。
無理をしないことがランニングを続ける上で一番大切なポイントです。